2週間ほど前、息子と娘が通うH高校から、原稿依頼の手紙をいただきました。
保護者が語る職業文集で『父・母から息子・娘たちへー私の選んだ仕事、そのきっかけと喜びー』というタイトルで自分の仕事について書くものです。
進学校であるH高校は、適正な職業観の育成が大切と言われる中、生徒の進路に対する意識が高くないのが現状だそうです。
私は少しでも高校生が職業を選択するための手助けとなればいいと思って、快諾しました。
小学校低学年の時に見た、宮城まり子さんの『ねむの木の詩がきこえる』という1本の映画が、私と障害者との出会いだったこと。「『ねむの木学園』で働きたい」と思ったこと。
・・・残念ながらその後、障害者とかかわるチャンスはなく、数年間、幼児教育の職に就き、退職後は専業主婦になったこと。
自分が働いて子供達を養わなければならない状況となって、偶然、今の職業に出会ったこと。
資格も専門知識もないまま、現在の仕事に就いた数年前、自信もなく、自分がどこまでやれるのかわかりませんでした。
今回、胸を張って自分の職業について原稿を書くことができて、私はこんなことをやっていますと堂々と語ることができるようになりました。
今までなかなか、自分の仕事について、きっかけややりがいについて考える機会はありませんでしたが、私にとっては、気持ちを新たにする良いきっかけをいただいたと思いました。
みなさんもこの仕事に就いたきっかけは様々だと思います。
あなたにとってこの仕事のやりがいは何ですか?
仕事のやり甲斐かー?。それって内面的には自己満足の世界かな、最近感ずるのは団塊の世代と言われた人達が事業で大儲けしたが満足し切れず名誉職を求める傾向がある。社会貢献で名を残すと言った所でしょうか自己満足では満足出来なくなる?。以前は福祉施設には縁もなかった人達が仕事のタイアップとかで繋がりを求めて来てくれるの有難い事です。
高齢になりその様な現象は心の隙間とでも言いましょうか、それを埋める為の活動である様な気がします。そこで、内面的には財を築いたが対外的財は得られない不満と考えた場合、逆のパターンのやり甲斐、社会貢献から得られる満足度「誰かの役に立った」宮城まり子しかり、ナイチンゲール、野口ひでお等がある。逆ににダイナマイトを発明したアルフレット・ノーベルは大儲けしたが自分の仕事が悲惨な戦争に繋がった事を悔いて私財をノーベル賞にと貢献している。子供達に今大切なのは「仕事の価値観」ではと思う。