Sさん。
母が骨折をして入院。父は同居しているけど、車椅子なしでは動けない。もちろん、家事は一切した事ない。障害特性もあり短期入所の受け入れ先がなかなか見つからず。今度こそは退院したらこの先の事を考えます!と口では言いますが…。
Tさん。
生活介護、短期入所、日中一時を活用していましたが、だんだんと在宅での生活が難しくなり、母が元気な今のうちに、生活の場を入所施設へ移行していきたい。12月1日入所へ向けて始動しています。
「親亡き後の障害者の生活を支えるためには、元気なうちから本人の生活の場、財産管理、利用できる制度などを多角的に検討し、計画的に準備を進めることが大切…」
この数日、Tさんの母と行動を共にした際、Tさんの母が何度も口にしていた言葉です。
Tさんの母は、幼い頃から段階を踏んで将来の事を見据えて準備をしていたので、現在、スムーズに施設入所へ向けて進んでいます。
Sさんの母は口ではそういうものの、うちの子にはまだ必要がないと準備が後手になり、いざとなった今困っている状況です。
Sさんに関しては、居宅介護サービスを組み込む事にしました。また、母が退院したら、短期入所の利用先も見つける予定です。
Sさんのようにスムーズに適切な支援をうける事ができない方も多いと思います。いざという時ために、時には家族に声をかけながら、早い段階から準備を始められるよう、さまざまな選択肢がある中で情報を集め、適切に利用できるようにサービスの利用調整や活用を提案していきたいと思います。













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