仕事中に指を欠損する大事故で障がい者になったOさん。ドクターヘリで盛岡に搬送され、入院、何度か手術を行いリハビリをし退院となりました。退院時、1人自宅へ帰るOさんに、息子が「死ぬなよ」と声をかけてきたのだそう。今思えば、自分では普段通りにしていたようですが、家族からは急な出来事にショックをうけ、死ぬんじゃないかと思われていたようです。私を心配して声かけたんだろうね…と笑いながらOさんは話してくださいましたが、実際のところは死ぬという事より、何もしたくないという気持ちの方が強かったとも教えてくださいました。その言葉の通り、しばらくは何もせず自宅で過ごしていましたが,今年の合同面接会をきっかけに、11月からA型事業所で働く事になりました。モニタリングで会ったOさんは、とても生き生きとしていました。障害を思わせない程、器用に仕事をこなしているようです。
障がいがあっても出来る事はたくさんある!
様々な葛藤を抱えながらも障がいを含めた自分自身を受け入れることで、障害と折り合いをつけて生活し、共存していく方法を見つけたOさん。これからも焦らず、無理をせず、本人らしく過ごしていけるよう応援していきたいと思います。













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