相談支援で担当をしているIさん。
数年前、グループホームから今の入所施設へ移行してからは、とても落ち着いて穏やかに暮らしていました。しかし先日、モニタリングの調整の連絡をしたら、施設の方から「体調を崩してしまって、今はモニタリングは難しいです。もしかしたら、これからは人工透析が必要になるかもしれません」と言われ、いつも元気なIさんだっただけに、急な変化がとても心配です。
障がいを抱えながら年齢を重ねていき、さらに大きな病気を患うことは、本人にとっても本当に大変な試練です。特に、高齢になってから新しい医療ケアが必要になると、週に何度も病院へ通う送り迎えは誰がするのか、体力が落ちてからも今の慣れ親しんだ施設でそのまま暮らし続けられるのかといった、生活のハードルが一気に目の前に現れます。それだけでなく、病気や生活が変わる不安のなかで、本人の心が傷つかないようにそっと寄り添う心のケアも、とても大切な課題になります。
これはIさんだけではなく、障がいのある方やそれを支えるご家族にとっても、いつか訪れる大切な人生の節目なのだと感じています。ではその節目の見極めは、一体いつ、だれがするのでしょうか?その答えはきっと一つではありません。本人のささやかな変化に気づく現場のスタッフ、医療の専門家、そして相談支援専門員やご家族が、みんなでそのタイミングを見極めていくのだと思います。
これからも関係機関で連携しながら最適な道を模索し、Iさんが安心して暮らせるよう、これまでの想いを医療や施設へしっかりつないでいきたいと思います。













コメント
コメントする
コメントする場合 ログイン してください。