障害者就労支援施設で働いていると、利用者さんのちょっとした変化や成長に立ち会うことがあります。

今回の旅行で、とても印象に残る出来事がありました。

ある利用者さんには、どうしても苦手で食べられないものがありました。

「これは嫌いだから食べられない」

そう話していて、無理に食べてもらう必要はないと思っていました。

ところが今回の旅行で、その利用者さんが苦手だったものを口にしました。

その姿を見た瞬間、私は思わず嬉しくなりました。

周りから見れば、小さな出来事に見えるかもしれません。

でも、その一口には、その人にとって大きな一歩が詰まっているように感じました。

「嫌いなものを食べられるようになった」という結果だけではなく、

「やってみよう」

「少し挑戦してみよう」

仲間と旅行に来ている。その空気感で、きっとそう思えたのだと思います。

とても素敵なことだと思います。

福祉の仕事をしていると、利用者さんの「できた!」にこちらが励まされることがあります。

私自身、40代になり、仕事や日々の生活の中で当たり前だと思ってしまうことも増えてきました。

だからこそ、利用者さんの小さな挑戦を見るたびに、

「人が変わっていく瞬間って、こんなに嬉しいものなんだな」

と改めて感じます。

 

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