今日は久々の移動支援。菊まつりやはっち、ユートリーでのイベントを見ながら1日過ごしました。いく先々で興味がある食べ物やキャラクターがあり、それを見つける度に腕がぐっと引っ張られます。つい声も大きくなってしまうTさんなので、周囲の注目を浴びることも。でも、私も焦らず、本人に欲しいからといって、大きい声を出せば何でも買えるわけじゃないと、話します。たぶん本人もそれは分かっているんです。食べたいものは食べたし、私もくいさがらないので、仕方なくあきらめていました。これが親ならどうだろう。もしかしたら、買ってしまうかもしれません。それに、人がたくさんいる所には連れて行かないかもしれません。でも、それでは周囲の理解も得られず、本人の為にもいいことではないでしょう。親は親なりに大変です。施設は一時預かりですが、親はずっと一緒です。自分も思うようにいかないことも多く苛立つことも多いです。嫌いなわけではないですが、たまには自分の時間が欲しいと思うこともあります。だから、施設があり、私たちスタッフが対応することで、家庭でもお互いに調子を崩さず過ごすことができます。そういう意味では移動支援はただの外出先での支援ではなく、家庭や余暇、心身、社会でのバランスを保つ為の支援でもあるように思うのです。

 

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