ここ数日、数名の利用者と色彩交流をした。
カラーカードを用いて利用者の気持ちを引き出すのはもちろんのことだが、
別の効果も大きいということに気付いた。
スタッフとなかなか1対1で話をする時間がないので、
前回やった利用者が半年間心待ちにしてくれていたのだ。
自分を表す色、家族を表す色、好きなことやそれをしている時の自分の色、
最近の変化やそれを表す色、仕事に対するイメージを色で表すと・・・など。
時には色から離れて、雑談のような悩み相談のような話も交えながら、
約1時間、スタッフを独り占めできるのは嬉しい時間と感じてもらえているようだ。
色を用いなくても、素直に自分の気持ちを表現できたり、
言葉で伝えることができれば問題はないのだと思う。
今回はあえて人に話を聞いてもらうことで得られる効果についてネットで調べてみた。
《話を聞いてもらうことで得られる効果》
①話を聞いてもらうと寂しい気持ちが和らぐ『バディ効果』
人は仲間を得ることで、安心感を手にすることができます。
②話を聞いてもらうと迷いが整理される『アウェアネス効果』
人は思いを言葉にすると、考えが整理されて、今まで思いつかなかったアイデアを
思いついたり、話すことで迷いが整理されます。(アウェアネスとは気付き、理解)
③話を聞いてもらうと心がすっきりする『カタルシス効果』
何か嫌な気分であったのが、話をすることにより排出され、心の浄化作用を
もたらします。
みなさんは人に話を聞いてもらう時、①、②、③のうちどの効果に期待をしますか?