実習の成果

先週、市役所で短期間でしたが、実習を終えたＭさん。開口一番…「次の実習はいつですか？。」とやる気、満々です。
去年は準備段階で、ラフな格好で実習しようとし、作業室からスラックスズボンやワイシャツを用意してあげたり、実習中、指導係の言葉がけに対して無反応だったりして、課題が残りました。
しかし、今年は違いました。
キチンとズボンを裾あげして、ワイシャツで実習にのぞみ、作業は丁寧で、終了すると報告し、指導係の言葉がけに対して「分かりました。」と答えていました。
そして、実習終了時、大勢の職員の前で小さい声ながら挨拶もできたのでした。
この１年の成長は目を見張るものがあります。
日々の作業の中でスタッフの言葉がけに対して「うん。」が「はい。」に変わり、分からないことがあっても黙って立っていたのが自分から確認するまでになったのです。
報告…相手が望むタイミングで聞きたいことを伝える。
連絡…必要な人に必要な時にキチンと伝える。
相談…この仕事をやり遂げたいと決めた目標に対して現状の力で足りないことを明らかにする。
これからも、仕事に必要不可欠なスキルを作業の中で学んでいきましょうね！！(己も学ばないと…。)

Ｍさんには将来、グループホームに入りたいという希望があります。
その夢を実現できるよう、就労を目指し一緒に頑張りましょう。