今リヴェールでは、ネギの収穫が盛んに行われています。
ネギって本当にデリケートで、葉を折ってしまわないように
いつもより慎重に優しく作業を行っています。
今年の10月から利用を始めたTさん
もう、リヴェールの畑班にすっかりと馴染んでいます。
今日もネギを手早く収穫していきます。
私が「早いね。良いよ。」と声を掛けると
照れくさそうに笑いながら「そんなごとねぇー。」と答えます。
そして、黙々と作業を行います。
「急がないで、ゆっくり丁寧に作業しよう。」と声を掛けると、
Tさんは、「ダメだったか?わがった。」と今度は表情を曇らせ
答えます。
そして、私が続けて話し掛けます。
「全然ダメじゃないよ。上手だし、早いし、でも、バタバタ作業をしていると、
最後まで頑張れないかなと思って。」と言うと、
自信たっぷりな表情で「大丈夫だ。元気だすけ。」と答えたTさん。
何気なく掛けた言葉でも、Tさんにとっては、とても気になってしまう
のかも知れないです。
最近ではすっかりリヴェールの生活に慣れたように見えるが、
実はまだ、他の人に自分がどんな風に思われているんだろう?
この作業の仕方であっているのかな?等…不安な部分を抱え
作業に取り組んでいるのも知れないと感じられた一コマでした。