昨年キャンプで約束したきのこ狩りは今年も健在で春は山菜狩り共に大収穫でした。年配の利用者さん達の季節の楽しみとなっているこのレクは期待を裏切る勇気もなく秋雨の中を野山をかき分けて稔りを求め行進するのです。その姿は他から見たらレンジャー部隊そのものではないでしょうか。人目をはばかりながらTさんを先頭に昨年収穫のあった人を寄せ付けない谷に入り込んで行くが、しかしそこには収穫期を過ぎたきのこが無残にあるだけで失望したTさんは自分の生まれ育ったこの谷は自分の庭でもありあの密林の一本一本が記憶にあるだけにプライドが許さないのか執念できのこを探し出したのです。大収穫とは言えないにせよ目的を果たした安堵感からか雨の止んだたそがれの車窓、ポツリ、ポツリと過去の事を記憶を辿る様にしゃべっていた、出稼ぎ経験、農業経験と。それを聞いていたとなりのTさんも思い出したのか自分の過去と重ね合わせ話を合わせている。これまで話す事のなかった彼等の過去に真実の行方を探そうと話に加わると農業のベテランである事が判ったのです。何とも頼もしい事で今回の話はきのこ以上の大収穫でした。












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