(昨日作成したのですが、諸般の事情から本日投稿の運びとなりました)
食事を司る主婦の私としては、毎日の献立は苦悩の連続、
それはまるで野球のピッチャーが9回裏二死満塁の状態の
マウンドに立つような状態。非常に苦しいものです。
あれは昨日食べた、これはこの間、あれはこいつの類似品、
これだと奴は食べないし、逆にあれだとそいつが…
予算、好み、量…様々な制約を乗り越え繰り出される品々は
起死回生の一球を投じるピッチャーが繰り出したボールの様。
で、ぱっかーんと打ち崩されるのもよくあり、台所でがっくりと
肩を落とすこともしばしば。
でも、今日は違います。
今日は父の日。イベントデーです。
特別な日だけに許される、特別なメニューが作れます。
その名もステーキ。嗚呼、なんて甘美な響きでしょう。
この素敵な名前に隠されたものは、ちょっと高めの肉を
ただ塩コショウして焼くだけという、お手軽料理。
材料費はちょっと高めにつくが、特別な日の特別予算が
執行され財政への影響は些少。
お店の方も心得たもので、いつもは見られないような豪華風で
微妙な値段の肉が店頭に並んでいる。
すべてがスペシャルな日。
そんなこんなで我が家は、父の日を理由にちょっと贅沢と手抜きを
しましたが、よくよく考えてみれば、普段の日のほうが手が込んでたり
色々な材料が使われたりと、手間暇かかっている。
見た目の豪華さやそのイメージについ惑わされそうになりますが、
実は、頭を悩ましながら作る毎日の食事こそが、家族への愛情いっぱいの
ご馳走なのかなと感じた「父の日」でした。