今週の新聞に八戸出身の画家、久保田政子さんが
『絵馬奉納』について書いたものが載っていた。
読んでいるうちに、母方の祖父を思い出した。
昔、馬車引きという仕事をしていて、馬が大好きだった祖父。
祖父の家には、大きな木の板に描いた立派な馬の絵があった。
好きなものに顔が似てくるとよく聞くが、祖父の目は、優しくて、
意志の強さを感じる馬の目に似ていたように思う。
子どもの頃、三社大祭に一緒に出ていた時は、
行列に参加している馬を愛おしそうになでていた祖父。
馬の頭をかたどったと言われるえんぶりの烏帽子も昔はかぶっていた。
今思えば、馬にはとても縁のある祖父だった。
母方の実家には真っ黒な秋田犬がいたこともあった。
父方の実家には猫と犬がいて、祖母と寝るといつも猫も布団に入ってきた。
でも私の実家では、母が動物が好きでなかったため、金魚ぐらいしか飼った記憶がない。
そんな私だが、ここ数年、リヴェールで働くようになって、たくさんの動物と出会った。
うさぎ、やぎ、ポニー、ここ最近は羊も。
子やぎのかわいい鳴き声やぴょんぴょんはねる様子、
ぬいぐるみのようなかわいさがたまらない子うさぎ、
ポニーの人懐っこさと優しい目。
仕事の大変さを忘れ、動物たちと一緒にいるととても癒される。
「これはもしかして、祖父から受け継いだ動物愛なのかもしれない。」
と勝手に思ってしまう。
動物が『好き』ではなく、『愛している』と言った方がピンとくる感じ。
今年、大学受験だった娘は本人の希望で、
センター試験の朝、2日間ともまきばで、
やぎやポニーやうさぎを見て、気持ちを落ち着けてから試験会場に向かった。
動物たちのおかげ(?)で希望の大学に無事合格し、
今は大学生生活を楽しんでいる。
これからも私にとっても、娘にとっても、
もちろん利用者やスタッフにとっても大切な存在の動物たちを『愛』していきたい。