養護施設で元入所者が施設長を刺してしまったという事件。
施設の元職員が入所者の方をという事件もまだ記憶に新しいのに、
どこで何が起きてもおかしくないこの時代。
刺されている施設長が声をかけ続けても、刺し続けていたという男性。
過去のトラブルが原因だった模様とは言え、この男性はどれだけ苦悩や憎しみを
抱えていたのだろうと思うと、やってしまったことは悪いことだが、
これまでの家庭環境も含め、彼がここまでする前に誰かが彼に寄り添う
手だてはなかったのだろうかとも思う。
そう考えると、施設から退所した就職者には、計画相談も付かず、
自らどこかに相談にいかない限り誰も話を聞きにきてはくれない。
法人内であるチャレンジジャーの会(就職者を励ます会)
は、私たちにとっても、就職者の顔を見て話ができる場であり、
就職者にとっても、悩みや楽しみを聞いてくれる機会となり、
継続していくことが我々ができるアフターフォロー活動である。
彼もこういう場所があれば、相手も自分も傷つけることはなかったろうにと、
悲しいというより、悔しいという思いの方を強く感じる。














