Eさん、Aさんはうさぎのりんが仲間入りした当初は多くから眺めているだけでした。
特にEさんは「苦手。」と言って見向きもしませんでしたが、時が経つに連れ帰宅時にはジーッと見つめて立ち止まるようになり「可愛いでしょう。」と声を掛けると「うん。」と頷きさわってみてと誘うと恐る恐るさわろうとするが、りんの方がびっくりして逃げ回り、その姿を見て微笑んでいます。
Aさんは通りすがりには必ず横目でチラチラ見て行きます。
二人の足下をクンクンと嗅いでぴょんぴょん跳びはねる姿を見て声を出して笑っている二人。Eさんは今ではりんの姿が見えないと気になり、散歩しているりんを見つけると満面の笑みになっています。
子供の頃、妹が無類の動物好きだったこともあり、多くの動物に囲まれて過ごしました。しかし姉妹でも私の心の底には苦手意識がありました。それでも自宅で飼っている動物には触ることが出来ましたから愛着がわいてきたということでしょう。彼らにも何らかの感情が生まれたようで、りんの力はすごい!