グループホームの外泊について考える機会がありました。
それぞれね法人のグループホームには、外泊を認めていないホームや月1回のみ、週1回程度、金土日の2泊3日は可能などそれぞれホームにより特色があります。当法人のグループホームはなるべくはホームで過ごすのが望ましいけれど、希望があれば、1泊2日なら外泊可能と保護者の方へは伝えています。以前は長期帰省をする場合にはその都度相談をしていただき、ゴールデンウィークや盆、正月の長期帰省を認めていました。
年末年始に伴い何名かの家族から、長期帰省を希望する声があがっておりますが、1泊2日でという返事を繰り返しております。
私自身、親御さんとの時間も大切にしてほしいし、自分の家族が利用をするなら制限があるホームは嫌…です。
利用者が帰省をする事で様々な問題がありますが、あくまでも事業所側の理由だと思います。
それぞれのホームの帰省をする方がいる事で、残っている入居者が少なくなります。残っている利用者にいつもより手をかけてあげることができたりもするんじゃないかと思ったりもします。いつもより手厚い支援ができる。
グループホームは自立のため、帰省ばかりする人にはグループホームの必要性がないのでは?という声もあるとは思いますが、自宅に戻る事で気持ちを切りかえたり、リフレッシュし、休み明けの仕事に取り組めたりする方も多いのは事実です。昔のユートピアは良かったと保護者からはよく言われますが、時代は移り変わっているのでしょうが、私も昔のユートピアが好きです。保護者や利用者の希望を聞いていては経営が成り立たないのもわかりますが、帰れる方は今のうちに帰っておくべきだと思うのですが、間違えているでしょうか。

















