おばんです!

支援員2年目となりジョイフル色に染まってきたスタッフのTです。

先日のことですが、私にとって初めての色彩交流を行いました。

これから1年、色を介して交流を行うのは今年度から利用を始めたIさんです。なぜ彼に白羽の矢が立ったのか、それはIさんが頑張り屋でどのような願いも快く引き受けてくれますが、本心ではどのように感じているのだろう…と考えたからです。

色彩交流では、ある条件下での自身の心理状態を色で表現してもらったり、ある人物、またはその物から感じ取るイメージを色で選んでもらいました。開始当初は、どうしてその色を選択したのかという問いに対して上手く表現できない様子のIさんでしたが、質問を重ねるにつれて

「言いにくいのですが…」という前口上から、より具体的な理由を伝えてくれました。利用者さんの視点からみても色彩交流は家庭でのことなど、プライバシーに関するものも、普通に会話するより我々スタッフへ伝えやすいのかもしれません。

そして、1回目となる今回で印象に残ったことは

その人が“日常的に身につけている物”が、その人のイメージに直接結びつくことが多かったことです。例えばスタッフならスタッフブルゾンの「赤」が直接スタッフに対するイメージとなりました。それだけ「色」は受け手にとって印象に強く影響を与えるのだと勉強になりました。

そして、スタッフを「赤」と表現したIさんですが、ジョイフルのイメージも「赤」を選びました。理由も「スタッフのジャンパーの色だから」と話していました。改めて施設の色(個性)はスタッフ1人1人なのだと自覚しました。

今後も遊び心を持った質問などを取り入れ楽しく交流していきます。