やれやれ、やっと夕ご飯の支度が出来た。と、ホッと一息ついたちょうどその時です。
ウワッ!ナニ!エッ!キャ!ナンダ!? 的な騒ぎに私???
「なに?どうしたの?」
「なんがおぢだ!」「ドダって!」「窓の下!」「凄い音した!」
そう言われると音がしたような気もするけど、みんなの騒ぐ声のほうが大きくて…半信半疑の私
「何が落ちてくるのぉ?」
「さあ」「わがんねぇけど、何が落ちだよったおどだったよ」「ガタンって」
食堂の窓の上から落ちるものって…!?ハ、まさか、N村さん!イヤイヤN村さんはお風呂の筈
慌てて洗面所を見ると〈入浴中〉の札と明かりが見え、ホッとする私。よかったぁ~
「見でみるべ」T田さんが窓を開けます。
「なんもいねぇ」 本当に音したの?
「車のドア閉めるおどじゃねぇよな?」「車いた?」
「イヤ、いねぇ。何だったべ」
「泥棒?」「この上の部屋って、E本さんだよね、鍵閉めてた?」
「閉めてる…」心配そうに頷くE本さん。
「そうだ、ちょうどこの上E本さんだ」
「エェー、ちょっとやめでぇー!」
「もしかして、宇宙人!円盤が故障して落ちてきたかも。」
「宇宙人がぁ?」目をキラキラさせてC子さん。
「夜、窓をトントン叩いて、タスケテクダサイって」悪乗りする私。
「やめでぇー、寝られなぐなるぅ!」 ゴメン
「泥棒だば窓あげで、おっかげで、捕まえるのさなぁ。へば警察に表彰されるなぁ、新聞さも出るべェ,テレビのニュースさも出るなァ。インタビューされだら、なんてしゃべるがなぁ。」
T田さんの妄想タイムが始まりました。大いなる野望が語られますが、割愛させていただきます。 知りたい方は本人から聞いて下さい。
でも、いったい何だったんでしょう?
本当に何か落ちたんでしょうか? みんなが部屋に行き、一人になったら気になりました。
ふとカレンダーを見て、11月23日かぁクリスマスまであとひと月、と思ったところで何かがピカッと!
もしかしたら、もしかしたら、キャッ! 私の妄想タイムの始まりです。
あれって、あれって、あれだったりして!
そう、サンタクロース❢
サンタクロースが、屋根から落ちたかも!ほらポケットさんのYさんの絵から飛び出してきたかも! 私あの絵好きだなぁ…あの絵を見てるとジングルベルが聞こえてきます。サンタさんも楽しそうに踊っています。クリスマスが待ちきれないサンタさんが、慌てて屋根から落ちて来たって、考えただけでうれしくなっちゃいます。
あと一月と一日したら、また来てね、きっとだよ 😀
(気が付いたらタッチの差で翌日になっていました。おやすみなさい…zzz)
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