皆さん、今日は《パレット真夏のミステリー》をご紹介しましょう。
それはそれは怖ーいコワーいお話です。
覚悟はよろしゅうございましょうか?
パレットの2階のトイレは毎年真夏になると何故か便座が最高の熱さになるのでございます。
コワいですねぇ、怖ろしい事ですねぇ...
S橋さんががパレットに入居した最初の夏の事でございました。
ドタドタッと階段を駆け下りて来たS橋さん。
お尻を抑え、アワワワと恐怖に震えていらっしゃいました。
「アッチイの!アッチイの!」
いつものように用を足そうとトイレに座った途端、
飛び上がるほどの熱さにお尻が火傷するのではと
それはそれは、恐ろしい思いをなさったのです。
何とおいたわしい事でございましょう。
実は、パレット最初の夏からトイレのミステリーは始まっていたのでした...
コワいですねぇ、怖ろしい事ですねぇ...
そしてまた今晩も...
歯磨きをして2階へ上がったはずのE本さんの声が突然…
「E田さん、トイレが熱い」
キャー!私は恐怖に震えあがりました。
二人で恐る恐るトイレを覗くと、
なんということでしょう、便座の温度設定が〈高〉になっているではありませんか!
E本さんにも温度設定の変え方を教えていると、S橋さんも怖いもの見たさにやって来ました。
S橋さんが言うには、直してもすぐにまた熱くなっているのだそうでございます…
コワいですねぇ、怖ろしい事ですねぇ...
誰かいじってるんだろうって?
そんなことはございません!
つい先日も、夏にトイレを熱くすると次に入った人がびっくりするから
ゆめゆめやってはなりませぬと、皆様にお願い申したばかりなのですから…
そうだ、又達筆なあのお方に貼り紙を書いて頂こうかしら…
―便座を熱くしないでくださいませませー
節電、節電、夏は便座保温のスイッチをコンセントから抜いちゃいましょう。みんなに響く注意書き達筆なNさんに書いてもらうのも一つですね。Nさんが温めてくれていたらびっくりですが・・・