Yさん、朝起きると「おはようございます」と台所へ。
朝食、茶碗洗い、歯磨き、洗顔、髭剃りまで済ませるとお部屋へ戻り、
パジャマから洋服に着替えをし、パジャマをたたみ、お布団をたたみ、
作業着の入った手提げ袋と靴下を持って、再び台所へ。
椅子に座わり靴下を履いて、送迎バスが来るのを待ちます。
でも今朝はちょっとうまくいかないようです。靴下を片方履いたあと、もう片方がなかなか履けません。
「片方靴下が履けない」と言ってきました。
「そっかー、どうしようか、でもひとつ履けたんだからいいことにしよう、今日は片方だけでいいよ」
「いやだ」と再びチャレンジ、一人で出来ました。頑張ったね。
ひとつだけ履けたことを誉めてあげられる山ガールマザーの心の広さがあって、利用者さんもついもう片方に手が伸びたのでしょうか。どうしようと焦らずどんと構えていられるのは、これまて利用者さんに真摯に向き合ってきた結果なのでしょうね。さすがです。
せっかく履いたけど、もう片方履くより脱いだ方がさっぱりするかも