いつも恥ずかしがりで休憩や昼食を他利用者さんとずらして
摂っているWさん。今日は違ったんです…
以前は、昼食を12:30までに食堂に入って食べる約束をしていました。
でも、今年から取り組みとして12:20までに食堂に入ってくることを
呼びかけるようになりました。やっと12:20までに、声かけなしでも
食堂に入ってくる習慣が付き始めました。
今日は、元気食堂プレゼンツ「元気メニューの日」でした。
冷やしタヌキ蕎麦とご飯とミートボールのランチでした。
利用者さんは嬉しそうに食堂に入って行きます。
そして、パクパクと箸を進めていきます。
12:15分…そっと食堂のドアが開きました。
そう…恥ずかしがり屋のMさんです。
自分の席に着き何食わぬ顔で昼食タイム…
今まで呼びかけても12:20までに食堂に入るのがやっとだったのに…
やはり美味しい食事には、スタッフの呼びかけは適わないと言うことでしょうか?
今日の出来事はそれだけじゃないんです。
恥ずかしがり屋のMさんは、何とスタッフルームに入ってきたことがここ数年ありませんでした。
Mさんが外に出掛けて行こうとした時に、指を怪我しているのを見つけ
指を見るからスタッフルームにきて!と声掛けをすると、「うん」と頷く…
でも…今まで頷くことはあっても、実際に入ってくることは残念ながらありませんでしたが…
今日は違ったのです。「スタッフルームに僕しかいないから入っておいで!!」
「早く…待ってるよ!」そうすると、ゆっくりとスタッフルームに入ってくる。
「この椅子に座っていいよ。」と一声掛けると、にっこりと笑って腰を掛けた。
それからです。いつもはあまり喋らないMさん
「実はここも痛いんだよ。ささくれが軍手に…」
次々と痛い場所を指示…そして、僕も次々と消毒…
「これで大丈夫だ!作業頑張って!」と促すとにっこり笑ってVサイン
何だかこの変化が嬉しく感じちゃいました。
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