ノアでの療育活動では、生活する中で必要ないろいろなことを、
遊びやゲームの感覚で、楽しんでできるようにして練習しています。
1日は「箸の使い方」でした。
大きめのポンポンや小さく切ったメラミンスポンジ、プラスチックのお豆など
いろいろな大きさや形のものを、箸でつまんで移動します。
正しい箸の持ち方の説明を聞いて、チャレンジしますが、いつもの使い方
と違い、最初は苦戦していました。
それでも集中力を発揮して、だんだん上手に移動できるようになり、
面白くなったのか、活動の時間が終わり片づけようとしたスタッフに、
「まだやりたい!」とばかりに集めてもらって続けていたのは、R君。
失敗すると「あーぁ」と言いながら、黙々と移動していました。
先日は、おもちゃのお金を借りて、紙で作ったお財布に、お札を
1枚ずつ全部入れようとしていました。
お札が入りきらずに、お財布ははちきれそうでしたが、どうしても
お札を全部を入れたかったようです。
そういえば以前は、計算用に作ったブロックを積み上げて
楽しんでいました。
多少目的が違っていますが、遊びを通して必要なことが身に付くなら、
これはこれで、目的達成ということかもしれません。
ちなみにR君、以前はお財布に入れたお金は、そのまま箱にしまって
いましたが、今は全部お財布から出して片づけてくれます。
1つの箱に入っている3種類のおもちゃも、種類ごとにキッチリ分けて
返してくれるR君を、少し見習おうと反省した私でした。
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