季節を感ずる浜道がある殆ど手つかずに残る海辺には植物が生い茂げ海風をしのぐ浜小屋が点在する
春を待つ湧水が行き場を失い道を濡らしている。黒い岩場にはふのり漁の人達が勤しんでいる、そこには
春の気配を感ずる事は出来なかった。頭の整理をする時に訪れる格好の道でもある浜道、まだ先にある春
を悔いて牧場の動物達が待つ緑の絨毯を想い描いて波の音を後にした。
牧場の動物達はユートピアに来て幸せだろうか。祭りの後の様に用を足した物言わぬ山車に似てはいない
だろうか。
しかし、動物達は生きているモクモクとそこにもっと人それぞれの愛があればと思う
心も春遠し・・・












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