計画相談で担当をしているSさんと、先日面談をしました。現在の就労継続支援B型事業所の利用をはじめて約5ヶ月が経ち、今の所は継続して利用することが出来ているとのことです。前の事業所での工賃は1万5千円位もらえていたものが、今の事業所では5千円から6千円位が1ヶ月の工賃とのこと。1ヶ月のお小遣いを聞くと1万5千円。。。と。工賃がお小遣いとなるとして不足している1万円はどこから???と聞くと、「通帳から下ろしてもらっています!」と笑顔で答えるSさん。その他に通帳から通院費用を下ろしているとのことで、それが1万円~1万5千円。一緒に電卓をたたき、計算をするとざっと計算をしてせっかくためた金額が5年後にはゼロになる計算に。本人はなくなったら生活保護を申請するれば~とあっけらかんとして話していましたが、世の中そんなに甘くないということを話し。お小遣いを一気に減らすのはSさんにとってかなりのストレスとなり、逆に食い気に走ってしまうのが目に見えています。せめて1ヶ月5千円を残すようにやりくりをしてみるように、ゆくゆくは月々のお小遣いを工賃の範囲内でやりくりできるようにしようということで、今回の面談は終了。次回、1ヶ月後に再度面談をし、お金のチェックをすることに。1ヶ月で劇的に変化は見られないと思いますが、何年も苦労をして溜めたお金です。5年後、Sさんの通帳に少しでも多くのお金が残っている事ができるように、アドバイスをしていきたいと思います。
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