時間や場所を問わずに発する大声や奇声が、いよいよ周囲へ及ぼす影響が大きくなったことを受け、一歩踏み込んだ取り組みをすることになったTさん。約4年間通った心療内科の先生に、お母様からはご家庭における本人の状況を、私からは日中活動の場としての見解、月に1回程度の割合で夜間の預かりをしてくれているショートステイ先の見解などを伝えたところ、信頼しているドクターは優しくわかりやすい言葉で個人のクリニックで出来る服薬調整の限界についてお話をして下さいました。そして入院設備の整っている病院であれば今より思い切った調整に踏み切れる。転院に対する不安は察するがTさんの今後の生活にとってメリットはあってもデメリットは無いでしょうとの説明をして下さいました。涙を浮かべながらお母様は転院を決断しました。転院先の初診日にも同行しました。紹介状を見た医師は、処方の状況から対応にかなり苦慮してきたことが見て取れますとおっしゃっていました。その上でTさんのことを第一に考え取り組んで行きますとこちらも思いやりを感じさせる対応をして下さいました。何かを感じたのかTさん、この日は待ち時間も診療時間も別人のように静かでした。5月9日から日中の薬は大きく変えず就寝前にこれまで処方されたことのない薬が処方されました。なんということでしょう・・・翌日からあれほど気になっていた声出しが収まっているのです。副作用のためか眠気が強い状態が続いていますが、声掛けにより興奮せずになんとか作業をおこなうことが出来ています。先日2回目の受診で眠気の強い薬を1種類外すことになりました。事業所とお母様とで日々の様子を連絡帳に書き留めています。それが受診時の貴重な資料になります。今週末、日中一時支援でお世話になる事業所にこういった経緯をお伝えした所、良い方向に進むといいですね。みんなで支えていきましょう。と言って頂きました。TさんとTさんの家族が使いたい社会資源を使い続けられるようにこれからも一緒に歩んでいきます。

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