こんばんんわ、スタッフSです!
今週のブログを載せたいと思います☆
少し前に、こんな出来事がありました。
ペーパーハウスで資源物の仕分け等を頑張る男性利用者のIさん。
病気の為、休憩時間に飲むコーヒーには砂糖を入れない約束をしていました。
普段はスタッフに見られない様にキョロキョロと周りを見渡しているので、
いつもの行動とまた違うなと感じると、Iさんに声を掛けて、「だめだよー。」
と伝えればコーヒーに砂糖を入れる事はありませんでした。
しかし、その日は調子が悪かったのか、それとも私だったら許してくれるもの
かと思っていたのか分かりませんが・・・私の目の前でお砂糖を入れようとしていました。
気づいた自分はとっさに「あれ!Iさん?それ良かったっけ?約束とは違うなぁー。」と声
を掛けると、「少しだけでもいいべ。」と笑いながら答えるIさん。最初はお互い笑い合って
いましたが、自分も飲ませまいと思い、必死になっていたと思いますが、ついに怒り出して
しまったのです。
私は、Iさんの体を心配していただけなのに、どうしてこんな事になってしまったんだろう。
等、考えていたら、思わず涙がぽろり。
それでも、「早くコーヒー渡せ!」と詰め寄ってきますが、私はそれでも逃げて・・・。
Iさんがいろいろ声を上げている中、私自身も怖くて、心配だったので声を上げてしまいました。
隙をみて担当スタッフを呼び、落ち着かせてもらいました。
その後、お互いごめんなさいをして、その場を収める事ができました。
その時お互いに「私は甘い物が大好きです。だけど私も自分の身体が心配になってきたから、
お砂糖を入れるのを止めます。・・・Iさんも一緒に頑張ろう。約束。」と言うと
「自分も、砂糖、入れません。」と言ってくれました。
「今後の約束は、コーヒーにはお砂糖は入れずにクリープだけ。約束ですよ。」
という出来事でした。
今となってはIさんと私にとっては笑い話なのですが、その出来事があってから現在までも、
コーヒーにお砂糖を入れずに飲む事を継続する事が出来ています。素晴らしい☆進歩したね!
約束を守ってくれてありがとう。自分の身体を大事にして下さい!
Iさんに共感の姿勢をしめしつつ、Iさんだけでなく自分も・・・と約束をしたことが本人も納得のいく結果になったんですね。こらからも寄り添う姿勢を大切に支援していきましょう。