車中機嫌良くニンマリする顔が今回もまた皆を誘う彼の故郷、そんな遠くまで行かなくとも目当てのきのこはあるだろうに彼の拘りの山は秘境とも言える渓谷の厳しい所で簡単に人を寄せ付けないそこは彼の生涯の庭でもあろうか、普段の動きでは想像も出来ないジャングルを駆ける身のこなしはまるで忍者を連想する。獲物を探し奥深く入り込んで行く後を誰も追いる者はおらず、一人で行くなー、クマが出るぞーとと叫んでも、待ってろじゃーと、一声発しジャングルに吸い込まれて行くのである。毎度の行動で遭難でもしたらと心配するのだが、所が時間とともに皆の居る場所にひょっこり現れる不思議な現象は神としか言いようがない。今回もしかり、戻って来れるベガ?と皆の不安がよぎるがそれをよそに案の定である、至ってその顔はニンマリである。収穫より自分の庭に皆をご招待する行動ではないだろうか?彼の為に皆で行こうは逆かも知れないそして彼の生き生きとした動きは望郷であり哀愁であり体全体で感ずる季節の匂いに心を浄めているかの様でもある。そんな事をお構いなく収穫の味を期待しヨダレを流しているスタッフの顔がいじけない。触れ合い、きれいな言葉であるが職業として人間として目線に差があり判断そして評価が変わるその人の人生に触れられるならもっと違うものが見えてくるかも知れない。

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