GHで生活をするTさん。今まで市外に住んでいたので、八戸の事が分からず、 八戸に住所がないため、バス券も申請できません。身内に住所が分かってしまうと ちょっとやっかいな事になるため、住所を変更することも出来ないのです。 また、何か使えるサービスがないかと探したのですが、見つかりませんでした。 そのため、買い物に行きたい時は、スタッフにお願いをして連れていってもらう ことがほとんどで、つい先日も、買い物へでかけたいのに行けないと不機嫌に なっていました。
そんなTさんにちょっとお金はかかってしまいますが、愛護手帳を有効に 使ってバスの乗り方を覚えようということをもちけてみました。 「ラピアくらいなら行けるかな」と言っていたTさん。 目標は鮫に住んでいる兄嫁さんのお宅へバスで行けること。Tさんが、一人で バスに乗れるようになるまで時間がかかるかもしれませんが、5月の連休までに ラピアに行けるようになるよう練習をしていきます!Tさん頑張ろう!!
利用者さんのできることを増やす支援をすることが、私たちの役目であり
、またできたときの喜びが私たちの仕事に対するやりがいでもあります。
Tさん、またTスタッフの熱意があれば、きっと達成できることでしょう。
Tさんは気持ちがそのまま表情に表われることが多く、気になることや心配なこと、思いが叶わないことがあると、朝からうかない顔で送迎バスから降りてきます。そんな表情を見かけるとすぐに声を掛けるようにはしていますが、「あれを買いにいきたい。」「あそこにごはんを食べにいきたい。」と言われてもすぐに対応できない時もあったり、もしかしたらもう少し我慢できることなのでは?と思ったりすることもあります。本人が自由に外出できるようになれば、いつもニコニコのTさんが見られるようになるかもしれませんね。担当スタッフも含めて、みんなで協力していきたいですね。