我が家には魔法の石があります。次男が小学6年生の頃に陸上競技のコーチからもらったものです。手のひらにすっぽり隠れる小石です。当時バスケ部に所属しつつ陸上教室にも参加していました。短距離走やハードル走に取り組む中、タイムを上げるためフォームの見直しやこれまで取り組んだことなのないメニューでの練習が行われました。コーチは赴任間もない教頭先生で陸上界では名の知れた方でした。「今日からこの石を右手に握って走ってごらん。」言われるがままに従った次男のタイムはぐんぐん伸び、ハードルでは1年に満たない練習で県4位という成績を残すことが出来ました。『小さなきっかけ』が能力を伸ばしてくれたのです。楽しみながらタイムが上がり、予期せぬ成績を残せ喜びもひとしおでした。欲を言えばもう少し前に出会っていたら、3位入賞全国大会も夢ではなかったかも?(親バカですね)
私たちがお預かりしている利用者さんの保護者の方々も、一つでも出来ることが増えることを期待していると思います。中には長期的な利用でマンネリ化の悩みを抱えている方もいるようです。スタッフとしては知恵を絞り合って利用者さんに刺激を与え、小さな変化を見出し、成功体験の積み重ねから成長を促していきたいものです。
魔法の石ですか…
欲しい!!!
利用者のH田さんにも魔法のお菓子見つけてあげようかな。なんて!