数日前「道路にポニーが出ています。」
と本部スタッフから連絡を受け、急いでポニーのもとへ!
なんと美保野の道路が渋滞になってしまっているではないですか。
ポニーのミルキーをつないでいるロープが長かったため、
道路上に体がはみ出て道端の草を悠々と食べているのです。
ロープを引っ張り「ミルキーおいで!」と言ってはみたものの、
草を食べながら上目づかいでこっちを見るだけ。
動く気配は全くなし!
何度か挑戦しても同じ・・・。
徐行している車に頭を下げながら、途方にくれていました・・・。
「そうだいつも世話をしているS君に頼んでみよう。」と
急いで利用者のS君を呼びにペーパーハウスへ。
S君を連れて戻ると、3頭のポニーたちが一斉に駆け寄ってきました。
いとも簡単に、ミルキーは道路からおりてきて、
うれしそうに駆け寄ってきました。
なんと頼もしいS君、かっこいい!!!
やっぱり、いつも世話をしてくれる人は覚えているんですね。
実はS君、以前は動物が苦手だったんです。
今や「来い!」というひと声でロープを引いてポニーを操れるまでに成長したS君。
支援学校の先生方やご家族に、この頼もしい姿、見せてあげたいなぁ・・・。
自分も動物は苦手なので、そんな事態に直面したら途方に暮れてしまう…こちらのでの福祉の駅での接客であれうさぎの世話であれ、スタッフよりもよっぽど長けているなぁと思う場面が多々あり、改めて施設は利用者さんの力で成り立っていると感じます
動物のコントロールにはコツがあり相手にこちらの強い指示が必要です。紐をを短く持って力一杯引くと必ずついて来ます。引きが弱いと無視されます。動物は誰が安心と信頼出来る人か本能で知り子供とか純粋な人に寄り添います。不純な人が紐を長い位置で引っ張ったら最悪ですね。ともあれ動物には特定の人だけで無く広く関わらせその変化を観たいものですね。