先週、COOPバザーを開催した。
前もっての宣伝が無かったため、集客は見込めないだろう。しかし、やれることはやらなければ・・。
ということで、前日、当日のビラ配りと呼び込みで客を集めることにした。
利用者SさんとKさんが交替で店頭に立った。
利用者Sさんはスタッフが付き添うわなくとも接客のベテラン。笑顔と大きな声で自ら、お客へ接近。
「2階でバザー開催してますので、どうぞ。婦人服、紳士服、子供服、豊富に揃えています。」
時には、世間話を交え、相手の話を傾聴しバザーへ誘う。(上手いな。スタッフも見習なければ・・。)
一方、Kさんは恥ずかしがり屋。自意識過剰なのか??一人では声を出せない。
K「い・ら・・しゃ・・い・・ませ。」「50円子供服あります。100円大人服あります。」
S「もっと大きな声で。あなたが思っているほど世間の人は見てないから。100円大人服は無いよ。」
K「どういえば良いのか分からない。」
S「紳士服、婦人服多数揃えています。どうぞ、ごらんください。」
K「紳士服・・婦人服・・どうぞ・・ごらんく・だ・さい。」
S「もう1回。」
K「紳士服、婦人服どうぞ、ごらんください。」
S「いいね。出来るよ。じゃ、一人で15分間呼び込みしてみよう。」
K「え・・。一人で。」
何度も何度も繰り返しているうちに、恥ずかしさも軽減。度胸も倍増。声をあげているうちに表情が晴れやかになった。
まだまだ、Kさんの修行は続く。
Kさんはバザーや販売には行きたいんです。
行きたい気持ちを上手に生かして、「どうしたらいい?」と本人に考えさせつつ「もっとこうしたら・・・」とか「こうしてみたら・・・」の提案もしていったらいいのではないでしょうか?
最近は元気な挨拶を頑張っていますね。良いところはいっぱいほめてあげたいところです。