相談を担当しているNさん、23歳男性。障害名はADHD。一瞬立ち止まって考えるというブレーキが効きにくく、良くないことと口にはするもののギャンブル(主にパチンコ)地獄から抜け出せずにいます。A型事業所でのお給料のほとんどをつぎ込み、友人に借金をしてトラブルを起こしてしまったこともありました。当然自宅では注意を受けるわけですが、話をすり替えるばかりで親の言うことが一切響きません。事業所での注意にも「分かりました。今度から気をつけます。」と神妙な顔をするのですがその場限りです。先日お母様から「もう限界です。嘘ばかりつく息子が信じられません。一緒に暮らしているのが辛いので息子の生活の場を探して欲しいです。」と泣きながらの相談を受けました。その電話の最中に帰宅したNさんからもすかさず電話が来ました。開口一番なぜ母は泣いていたのかと。訳と親心を伝えましたが、こちらの説明が終わらないうちに一方的な話を始めてしまいます。それがNさんです・・・「施設やグループホームのルールは厳しそうなので、ギャンブル依存者向けのシャアハウスを探して欲しい。」と言われました。大きな大きな課題を投げかけられました。
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