先週金曜日の夜、TVのチャンネルを変えたところ、中高年のダウン症のある人々のドキュメンタリーが始まったばかりでした。
興味がわいて見たところ、南米チリに住む中高年のダウン症のある男女のドキュメンタリーでした。
彼らは学校に通いながら、校内でお菓子作りを学ぶ、ケータリング事業で働いています。
みな50歳になって、独り立ちを考えます。あるカップルは、結婚したいと考え、教会で結婚式を挙げる事はできましたが、ダウン症の結婚はチリでは合法的に認められなかったり、結婚指輪を買おうとした男性は、お店で値段を知ると、自分の給料では何もできないと落ち込みました。
その彼女は、父の死をきっかけに学校を辞めて自立しようと、母親に話しますが猛反対にあったりします。
ただ、映像が優しく、皆が自分の置かれた環境を何とか打開しようと、努力する姿がとても美しく、爽やかな印象さえ持ちました。
ひたむきな純粋さ、自分たちに立ちはだかる壁や葛藤をメインに映しながら、コミカルな表現もある、とてもいいドキュメンタリーでした。
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