ジョイフルを毎週水曜日と木曜日に利用しているTさん。
4月の中旬から私の担当利用者さんとして支援を行ってきました。
他利用者やスタッフに対して加害行為が見られた際には注意はしますが
その後の対応の仕方が分からず
とにかく仕事に集中させようという気持ちが強かった為
すぐに「仕事に集中して」「仕事するよ」となどと声掛けをしていました。
しかし、その声掛けがTさんにとってストレスになっていて「Sさんが厳しすぎる」と自宅で話しているとの報告があり
家族から「仕事だけではなく楽しい事も取り入れて下さい」との要望がありました。
その要望を聞いてからは
Tさんはシャンプーをしている人を見る事が趣味なので
Tさんがイライラしていて作業に集中出来ない時や加害行為が多く見られた時には
気分転換に近くの床屋さんまで散歩に出かける支援を行うようにしました。
散歩に出かけた際、運良くシャンプーしているお客さんを見る事が出来ると
先程までイライラしていたTさんも笑顔になり飛び跳ねて喜び、その後は落ち着きを取り戻し作業に取り組む事が出来ていました。
仕事だけに集中させるのではなく、気分転換にTさんの好きな事を支援の中に取り入れる事も大切だと改めて実感する事が出来ました。
今後もTさんと一緒に散歩に出かけて気分転換を図っていきたいと思います!
プラスの感情で切り替えられるというのはとても大事なんだと思います。散歩にとらわれず、もっと柔軟に様々なことを試しながら自分の引き出しを増やしていってください。