ノアでは、毎週まきばで動物ふれあいの時間があります。
元気いっぱいに走り回ったり、草をとってヤギやポニーに食べさせたり…。
今週、こんなことがありました。
いつも元気なRちゃん。
エサやりも、怖がることなく積極的。
まきばのヤギやポニーは、とても人懐っこい。
子供たちが来ると、そばに寄ってきます。
それで草をもらえるのを待っているのです。
Rちゃんも、道端の草をせっせと取り、ヤギにあげています。
そのうち、ヤギが離れて、自分の足元の草を食べるのに夢中になってしまいました。
Rちゃんが、手ごろな草を探しているうちに、待ちくたびれたか、もうおしまいと思ったのかもしれません。
Rちゃんは、手にいっぱい草をもって柵のそばまで来ました。
「ヤギ―、えさだよー」
ヤギは知らんぷりです。
Rちゃんは、場所を変えて、もっと近くにいそうなヤギを探しました。
「ヤギ―、えさだよー、ヤギ―」
と呼びますが、やっぱり知らんぷり。
私もいっしょに呼びましたが、やっぱり知らんぷり。そこで…
「ヤギだから、メエ~だよね。メエ~って言ってもみようか」と言って、
「メエ―、メエェ、メエ―」と鳴きまねをしました。
「ほらRちゃんもやってごらんよ」
Rちゃん、喜んでやるかなと思ったら、あれれれ?戸惑っています。
「メ、メエ」と、ものすごく小さな声。そして…
「はずかしいから、できない…」と照れ笑い。
いつも元気で男の子にも負けないし、あいさつも上手なRちゃん。
意外な一面を見せてくれました。
まるで大人のような感覚と言っていいでしょうか…。
Rちゃんの魅力のひとつとして見守りたいです。
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