今週も芸術の秋を満喫したノアの集団療育活動を紹介いたします。
先週ご紹介した菊の造花を作ろうの活動は、はさみの使い方、のり貼りの練習を目的に行ないました。
先週のはさみの使い方は、まずまずの腕前でしたが、今週ののり貼り作業は、爪楊枝を使ってのりの量を始めから、少量しか取る事が出来ないように工夫してみました。
帯状に切った用紙の両端に塗ってしまっている子はくっつけた時にのりが多くてはみ出していましたが、その都度指導員が調度良い量を何回でも伝え、練習する事が出来ました。
会話も少なく、みんな真剣です。
完成した菊の花がこちらです。↓
作りながら
「私はMちゃんにあげたい!!」
と、プレゼントしたい人を想像しながら楽しんで製作していました。
紅葉もそろそろ終わりに近づき、落ち葉が目立ってきました。
先月から落ち葉を使った活動を行なってきましたが、今回は落ち葉でスタンピングを行ないました。1年生は初めての体験だったので、お兄さんお姉さんが行なっている様子を観察しながら、好きな色のキットパスを水で溶かして、一生懸命落ち葉に塗っていました。
小さな葉っぱを選ぶと、塗るのも手間にならないと声をかけますが、なぜだか、大きな葉っぱを選びたがる子ども達。
大きい、量が多い、などのお得感は人間の本能なのでしょうか?(笑)
キットパスの使い方もお手の物。
高学年のお姉さん、お兄さんの子のなれた手つきを見ると、たった1年でも継続する事でいかに身に付くかを物語っていますね。
来週も続きを行う予定です。
この絵、誰だか分かります?
実はこれ私を描いてくれたんです!!あとB澤さんとO居さんも!!
Rちゃんは活動に自信が持てないので、誘ってもほぼ
「嫌だ。」
の一言で返されてしまいます。
そんなRちゃん今年に入ってから、指導員と一緒にトランプを行い、7ならべ、ババ抜きを覚えてから、1年生のT君と一緒に遊ぶ姿が増えてきました。Rちゃんから誘うことを促しながら、他の子にコミュニケーションを取っていけるように日々声かけを行なっています。その日々に徐々に変化が見られ始めています。
最近は指導員の誘いにも
「嫌だ。」
の回数は減り、一緒に行なって楽しめるようになってきました。取り組んでいる時間はまだ短いですが、誘いにのってくれるだけでもすごいことなんです☆
「窓にお絵かきしよう、一緒に。」
というとにこにこしながら
「いいよ。」
隣に座って何やら描いていたので黙って見ていると、
「これS京さんだよ!!」
と嬉しそうに言います。
何かを描くことが苦手で、色を塗る作業でも、手元に集中できず、線の中を塗ることが難しかったRちゃん。しっかり目、鼻が描いてあり顔に見える~(感動)
自分以外の人に着目して、描こうと思ってくれたことがすごいです!!
一人で大興奮の私でしたが、日々の子ども達の成長が本当に嬉しいです。
徐々に来年度の利用に向けての問い合わせが増えてきています。
新しいお友だちを迎えるために、今ご利用している子ども達が1つでも自分で出来ることが増えてくれることを目標にこれからも毎日頑張って行きます!!
来週も頑張ります☆
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