明日は今年の3月に第一養護学校を卒業して、
4月からリヴェールの利用者になったMさんの元担任S先生の訪問日。
先日、第一養護学校主催の情報交換会でS先生とお会いした時、
「どうしてますか?」と心配そうに私の顔を覗き込んできました。
今のMさんの様子を話すと、うっすらと目に涙をうかべていました。
「S先生、まだまだ泣くのは早いですよ・・・。
Mさんのイキイキした様子、成長した様子を自分の目で確かめてからにしてくださいよ。」
という経緯から早速リヴェールにおいでいただくことになりました。
Mさんは自分からお楽しみメニュー作りを希望し、家では使ったことがない包丁を使って、
一生懸命野菜を切ったり、盛り付けをしたりしているんです。
実習生の時はモジモジしていたけれど、今はしっかり報告もできるし、
自分の意見を他の利用者に伝えることもできるようになりました。
何より、大好きなうさぎややぎと一緒にいる時のいい表情を見ていただきたいんです。
明日はきっとMさんにとってハレの日になることでしょう。
S先生はきっとびっくりすると思いますよ。
Mさん、たくさんの人に見守られ、応援されて、これからもドンドン成長してくださいね。
そして、Mさんの成長が、先生や私たちの励みになるんです。
先生の感動も、本人がリヴェールで成長を見せられていることも、我々スタッフが日々どうしたらもっとできるようになるだろう、どうしたらもっと作業がはかどるようになるだろうと、頭を悩ませがむしゃらにやってきた成果ではないでしょうか。これからももっと先生方にリヴェールに送り出して良かったと思っていただけるよう、前だけを向いてがんばりましょうね。