数十年前、携帯電話の無いころが私の青春時代でした。高校を卒業し、県外に出た私は、複数の友人らと頻繁に手紙でやりとりをしていました。今は死語なのでしょうか『文通』です。相手に合わせた便箋選びも楽しかったものです。今では機械音痴の私もメールだラインだと文明の力に頼りっぱなしで、字が下手なこともあいまって手紙を書く機会がほとんどなくなりました。それでもたまに利用者さんから手紙を頂きます。嬉しくなってすぐ返信します。津軽の地で療養生活を送っているSさんはレポート用紙5~6枚に及ぶ手紙をくれます。その中に「誰が何とっても僕はsakuraさんです。」といったフレーズがあります。嬉しいじゃないですか、同い年で血液型も一緒と言うことで異常なくらいの親近感を持ち続けてくれています。つい最近はグループホームマーチのHさんからご丁寧な手紙をいただきました。達筆で難しい言葉を沢山使っています。心をこめてしたためてくれたことが伝わってきます。内容をかいつまんで紹介すると、1月2日のもちつき会が楽しく大変お世話になりました。ビンゴで賞品も手に入れ嬉しい年初めになりました。理事長様はじめスタッフの皆々様にもよろしくお伝えください。来る19日の新年の集いも楽しみにしています。よろしくお願い致します。といったものでした。自分が嬉しいことは相手もきっと嬉しいと思ってくれることでしょう。手紙のやりとりこれからも続けていきたいと思っています。

 

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