災害に想う

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広島で大規模な土砂災害があり、たくさんの死者や行方不明者が出ています。

私は土砂崩れは経験したことがありませんが、テレビで見る限りでは、

人間の力など到底及ばない、自然の驚異を感じます。

救出にあたっている、消防、警察、自衛隊の方たちはもちろん、

今週末は各地からボランティアが集まって片付け作業などを手伝っている様子をニュースで見ました。

 

私は災害が起こる度に必ず思い出すことがあります。

福祉の駅下長店で経験した3・11、つまり東日本大震災です。

停電、津波、ガソリンの不足など・・・

災害の恐怖とともに、不便な生活も味わいましたが、

私は何よりも人と人とのつながりの大切さや温かさを感じました。

幸いにも私が勤務していた下長店には大きな被害はありませんでした。

そんな中、宮城から八戸に親戚を頼って着の身着のままで避難してきた方と出会い、

衣類や身の回り品を差し上げたり、格安でお譲りしたりしたことがきっかけで、

何度か手紙のやりとりをしていました。

手紙にはたくさんの感謝の言葉がつづられていて、とてもうれしかったこと、

被災された方が宮城に戻って、自分の店を再開できたことを一緒に喜んだこともありました。

また、別の方からは「慰霊祭に出たいが礼服がない方がたくさんいる」と聞いて、

お店にあった礼服を差し上げたこともあり、慰霊祭後には感謝の電話もいただきました。

『困った時はお互い様』、『助け合いの心』を身を以て体験することができました。

 

今、広島での災害に対して自分が何かができるか?と聞かれると、正直難しいと思います。

でも、災害に対する意識だけは再確認することができました。

自分の立場上、利用者のみなさんの命を預かっている責任の重さ、

もし、災害が起こったらどのように動くのかなど、

3年経つと忘れてしまうことや、意識が薄れてしまうことがたくさんあります。

避難訓練などはしっかりしているものの、実際はうまくいかないこともたくさんあるはずです。

災害はいつ・どこにやってくるかわかりません。

備えと心構えだけはしっかりしておこうと思います。

 

コメント

八戸でも大きな雷が鳴ったり、一部は冠水になった地域もありました。
私たちを取り巻く自然が、地球が怒っているように感じ、世の中が便利に
なった一方、自然に対する悪影響はどれほどなのか、計り知れない
恐ろしさがあります。自然災害を引き起こしている原因は私たちの暮らし
にもあるのではないかと感じる今日この頃です。

本当に自然災害が多く被害に遭った人達も大変だと思います。この様な惨事にふさわしく無いと思いますが、どうしても思い出すのが聖書にあるハリマゲドンの事です。ノアの方舟にある様に悪意が満ち神を信じない者が多くなると神の制裁で自然災害をもたらし、信じる者だけを助けると言うものです
これを「ハリマゲドン」と言い別名神の千年単位とも言い人類千年毎に起きる現象と言われております。人間の生き方と自然災害の因果関係は切り離せない様に思います。又被害を「他人のせい」にする傾向も多く見られ考えさせられます。補償裁判で争っている人もあれば、身内を助けられなかった悔しさ悲しさをボランテアで償っている人もあります
どんな訓練より大切な事は人より先に逃げる事では無く人を守る本能ではないだろうか?有事にどんな人間本性がでるのか自分を知る必要があると思います。

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