Sさんは実習数ヶ月間を経て、本契約となった。
私が担当することになった。今まで、送迎バスを利用していたが、自力で
市営バスで事業所に通う能力を兼ね備えているため、今後、その交通手段を利用
することになった。
先週の(木)に時間帯と場所を約束し、スタッフは待っていた・・。
現れず・・。
色んなことがよぎった。
「停留所を間違えた?」「はちえきキャンパスがわからない?」
私の方がパニック状態に陥った。
もう一人のKさんの練習もあり、
定刻のバスに乗った。
後で、Sさんに聞くと「忘れていた。」と。
「は・・。」と一瞬、唖然。しかし、その屈託の無い笑顔をみると許せる。
その日の帰り、同行し、バスの乗り降りを見守った。
難なく、乗り継ぎ(同じ事業所の利用者がいることが安心に繋がっている。)
下車近くになると自分でブザーを押し、颯爽と降りていった。
25日の朝、再度、乗り方の練習をすることを約束した。
「今度は来てくれよ。」と心の中で手を合わせ念じた。
Sさんは、現れたと思いますか?
残念でしたー また来週。 急ぐ事なかれ、週一とか曜日とか決めタイミングを見ながらとか 忘れた理由の裏に何かが潜む、それは何か?シャーロックホームズの世界だ。でも、一所懸命でいいですネ当人にもそれは伝わっていると思いますよ、でも咬みつかない様に。