養護施設で元入所者が施設長を刺してしまったという事件。
施設の元職員が入所者の方をという事件もまだ記憶に新しいのに、
どこで何が起きてもおかしくないこの時代。
刺されている施設長が声をかけ続けても、刺し続けていたという男性。
過去のトラブルが原因だった模様とは言え、この男性はどれだけ苦悩や憎しみを
抱えていたのだろうと思うと、やってしまったことは悪いことだが、
これまでの家庭環境も含め、彼がここまでする前に誰かが彼に寄り添う
手だてはなかったのだろうかとも思う。
そう考えると、施設から退所した就職者には、計画相談も付かず、
自らどこかに相談にいかない限り誰も話を聞きにきてはくれない。
法人内であるチャレンジジャーの会(就職者を励ます会)
は、私たちにとっても、就職者の顔を見て話ができる場であり、
就職者にとっても、悩みや楽しみを聞いてくれる機会となり、
継続していくことが我々ができるアフターフォロー活動である。
彼もこういう場所があれば、相手も自分も傷つけることはなかったろうにと、
悲しいというより、悔しいという思いの方を強く感じる。
事件が起きる度にその動機とか原因を追い続けるけど本当にその本人の心理に辿りついているだろうか?。人間の表現力には個々に違いがありますよねだから、その判断は判断する側の人間性による所が多く、よくテレビに出てコメントしている大学教授の話が一般化している様に思うのですよ。
利用者さんと話していても同じ事が今日と昨日は全然違う事があり結局サバを読むしかない。
でも殆どの事件の裏側には愛が無いと感じるんですよね、事件だからこそ愛が見えないのかも知れませんが、愛は地球を救う と言うタイトルであってもその愛は何処で調達するだろうと考えるとやっぱりユートピアがやっている事業とサポート体制はおっしゃっている通りでしょうね。そして動物を飼っている事も忘れるべからず。何よりアホなスタッフが多い事かも?