必ず手を握ったり、腕を組まないと怒り
自身の要求を通す為の他害行動等が当たり前
職員に膝枕を要求する彼女に入職した頃の私は閉口気味でしたね
“支援”とは程遠く
適切な距離を置かねばならない事や
一貫した支援が必要である事は支援者であれば、誰が見ても明白でしたから
そして言葉も表出があっても退行し、発する気もさらさら無い
どんなタイミングでどんな言葉を使うかという概念も無く
だからこそ、彼女にとって
他害や注目行動は、自身の意思を伝える為の最大のコニュニケーションツール
彼女の心の中は、おおよそこのような想い
『伝えたい事がある…アクションすると大騒ぎになって皆が私に注目してくれる』
『怒られるのは不愉快だけど、注目されると誰か寄ってきて関わってくれる』
『大声で唸ったり、床に寝転がるのもいい』
『言葉は良くわかんない、早口は混乱する、都合悪い事は聞きたくない』
『時々、職員が手を握ってくれるのは心地良い』
声掛けを繰り返していたら
最近(⋈◍>◡<◍)。✧💓一人で着替えが出来る(^_-)-☆
部屋から下着姿で出てきた時は凍り付きそうだったけど今はスムーズ🎵
そして極めつけは
←左写真をみて下さい
イスに座われる すごーい(⋈◍>◡<◍)。✧♡
何がすごいの?って?だってね
ストーブの前で、床に寝転がったり、座りこんだり(;^_^A
座る事だって出来るもん💓
道行く人からしたら「どうして床に座っているの?」って
なるよね(;^_^A事情分からないし…ね💧
寝転がってスタッフに起こされている姿は……語るに苦しい💦
それが、イスに座るって、なんて素晴らしい!!
この前はイスをわざわざ持ってきて座っていましたヨ💓
拍手喝采👏やれば出来る!!
もっと、も~っと頑張って良い事を身に着けよう!!
キミはこれからも十分成長できる
こら、こら、火傷するってば~!!
どっこい、我が方にも似た様な人いるんです要求のコントロールが出来ない人が、どうやら家族との交流が希薄でそれを本人が望んでいるにもかかわらずそれが寂しいのでしょうね、それを担当スタッフにぶっつけて来る訳ですよ。自分からトラブルを仕掛けて来る、それに反応するスタッフ、筋書き通りの結果になる事を当人は内心喜んでる訳ですよね、ストーリーからすると遊ばれているスッタフと言う所ですかね。何とも知能犯的ですよね
昔、偉大な先輩から教わりました、彼等は利口だ自分の生き方を本脳的に知っていると、そして彼等と関わっていると立場が逆転して自分が普通でない異常者である錯覚をすると。その先輩と酒が進むに連れ、ピカソは何を表現したかったのか、山下清は何を本当は訴えたかったのか、酒の力でも結論には至らなかった訳でござんすよ。