福祉の駅で、たくさんの衣装ケースを仕入れてきました。
いち早く売場に並べるため、総出で拭きあげようと、いつも資源を仕分けているメンバーに声をかけました。
雑巾を用意して、それぞれ取り組むケースを選んで作業開始❗️
経験のあるメンバーは、自分のやり方で椅子に座ったり、床に陣取ったり、作業を進めていきます。
その中で磨き初心者のOさんは周りの様子を見ながらケースを抱えて雑巾を動かしますが、だんだん視線が宙に浮くように…
「Oさん、どこ見てるの?汚れ取れてる?」
声をかけると
「あ、見てます、見てます❗️」
慣れない作業だと集中力が極端に落ちるOさん、汚れてるところも汚れていないところも、手の動きは一緒。
それでも最後まではやってほしいので、何度も声をかけ、汚れを指摘して一個仕上がりました。
次の物を持ってくるよう声をかけると、
「資源、やりたい…」
とても小さな声で訴えていました。
今はこの作業だよ、と伝えると諦めたような顔…
Oさんなりに、一年間続けてきた資源物の仕分けは『自分の仕事』として認識されてるんだなぁと思いつつも、提示されたことには対応できるようになって欲しいなと、
「もう少し頑張れば資源に戻れるよ」
と発破をかけつつ頑張ってもらいました。
約束通り、磨きのメドがついたところで資源仕分けの指示を出すと、うれしそうに準備を始めたOさん。
作業の幅を広げていくために時間はかかりますが、がんばりましょう。
コメント
コメントする
コメントする場合 ログイン してください。