グループホームで暮らすEさん。
毎週、おこづかいをチェックして翌週のお買い物計画を立てます。
「何か買いたいものある?」
「これ…」
メモに書いてきて出してくれます。そこには『パズル300ピース、○○○円』、ちゃんと金額も調べています。
ジグソーパズルのパネル付き。自粛でお出掛けも減ってるし、部屋でできるからな、とお金を渡しました。
週末のグループホームからの報告では、買ってきてすぐに出来上がったとのこと。楽しめたかな(^-^)
翌週のおこづかいチェック。
「何か買いたいものある?」
「これ…」
メモには『パズル1000ピース』
前回の倍の金額です。
「先週のパズル、どうしたの?飾ってる?」
「寄付しました。」
…?福祉の駅に?作ってすぐ?
「飾らなかったの?(・・;)え、もしかして1000ピース買っても、すぐ寄付するのかな?」
頷くEさん。
パネルもつけると結構な金額です。作るまでが好きなのは知っていますが、お金の使いかたとしてどうなのかしら?
これはエスカレートする、と思い、次は3000ピースをやりたくなる?、作ったら満足でもすぐ寄付をするレベルの金額ですか?、お金の使いかたとして正しいかな?と問いかけました。
本人も少し考えてやめようかな、と言うので、今回買ってこれでやめておこう、と提案。納得してくれました。
年金と工賃で暮らす利用者さん。必要なものを必要な時に購入できるよう、お金の使い方にも適切な支援が必要です。
Eさんは、工賃の明細も見ることなく、減っても増えても無頓着。お買い物は大好きなので本当に必要かどうか、話し合いは毎回です。
楽しみを見つけつつもお金は大事に使って欲しいものです。
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