グループホーム入居前、お母様と二人暮らしをしていたTさん(男性)。あれから10年。ご本人は53歳、お母様は86歳になりました。お母様は明るく前向きな方で、自宅にヘルパーを入れながら1人暮らしをしていました。デイサービスにも通い、家庭訪問をした際には、製作活動で作った様々な飾りをニコニコしながら見せて下さいました。その後は数年前から経費老人ホームにお世話になっていました。昨年、2度の内科手術を受け、今年は、先月転倒し大腿骨を骨折してしまったということで某病院に入院していました。急性期病院からは早期の退院を迫れれ、経費老人ホームからは、退院後のケアは難しいと言われ、ケアマネさんはTさんのことも含め、今後の生活について様々な経験から今考えられる方法を提示して下さいました。今日の転院にも立ち会って下さいました。Tさんはケアマネさんに信頼を寄せており、全面的に従う方向で話が進んでいきました。まずは某個人病院の内科に入院し、体調が戻り次第系列のホームに移ることができるとのこと。1日も早くその日が来ることを願うのみです。入院(転院)にともなってパジャマや下着、日用品など、色々揃えなければならないものがあり、男手では難しいかな?とも思いましたが、GHで生活力に磨きをかけているTさん、メモを見ながら実家から荷物を運んだり、買い物に出かけてくれたり頼もしい限りです。Tさんの能力と、お母様を思う気持ちを最優先し、契約書類の精査など難しいと思われることにはお手伝いをしていくことが私の出来る支援だと思っています。
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