新しいアイデア求む!!!

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私はできるだけ1日最低でも1回は施設内を

ぐるりと回ってみることにしています。

気付いたことはすぐにスタッフに伝えるようにしています。

自分もそうですが、毎日いる環境は

慣れてしまうと、当たり前になってしまうことがあります。

その慣れが良い場合もあるのですが、

逆に良くない場合もあるのです。

 

ペーパーハウスで作業しているNさんは

写真を細かく裁断しています。

もう1人同じ作業をしているYさんが

自分の方に切った紙片を入れる箱を引き寄せてしまっていて

Sさんは台の上に切った紙片を置き

いちいち切ったものを数本ずつ拾って箱に入れていました。

ペーパーハウスのスタッフに

「Nさんにも小さくていいから箱を用意してください。」

箱を1つ準備することでNさんの無駄な作業がなくなり

スムーズに作業が進むようにました。

無駄な作業がないように、作業が効率よく進むように

準備やセッティングをするのがスタッフの仕事です。

 

作業室には気になる利用者さんがいます。

さっきのNさんと同じく

写真の裁断をしているHさん。

障害特性から

切る前の写真を揃えたり、切った紙片を揃えてしまったり、

切ることよりも揃えることが気になってしまって

とても効率の悪い作業をしていました。

紙片をゴミ箱に直接入れてみたりしたそうですが

ゴミ箱の中に手を入れて拾ってしまって

改善は見られなかったそうです。

 

そこで私が考えたのは空きテッシュ箱の利用です。

 

箱の入り口が狭いので手を入れて揃えたり、取り出したりすることはできません。

今ではこんな感じで向かい合っているSさんも同じやり方で取り組んでいます。

当たり前と思わずに、ほんの少し工夫することで

改善できることはたくさんあると思います。

 

新スタッフのみなさん、

新しい視点で工夫できることや改善できることを探してみてください。

 

先輩スタッフのみなさん、

新スタッフに負けないように工夫や改善できることを探してください。

 

小さな積み重ねの1つ1つが利用者さんの成長につながります。

 

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