この春、八高支を卒業し当法人のグループホームに入居したSさん。ご家族は同じ県内に住んでいますが、下北地方なので行き来するのに車で3時間かかります。高校時代は某学園に入所し、列車で週末帰省をしていたらしいのですが、いきなり大人になったと言いますか、なんと言いますか・・・彼氏の存在が大きく帰りたくない病にかかってしまいました。5月の連休に男女交際についてしっかりと家族で話し合って欲しいとこちらが説得して帰省してもらったきり、5ヶ月が経過しました。おばあちゃん子だったとのことで、おばあちゃんは孫に会いたくて会いたくて、お盆には会えると思っていたようです。歯がゆくなっておじいちゃんの運転でグループホームを訪ねてきたこともありましたが、本人が外出中で会うことが出来ずお帰りになりました。先日Sさんの定期通院日にご両親が同行することになり、久々の再会を果たしました。受診後、親子3人で本部に挨拶に来てくれました。余談ですがお父様がダイエットし12キロ痩せていたのには驚かされました。照れもあるのか口数は少なかったものの3人の笑顔を見ることが出来てうれしかったです。反抗期はまだまだ続きそうですが、現時点では、おばあちゃんのことも考えてお正月には帰ろうかな?と考えを変えてくれたようです。親御さんや支援者のアドバイスを素直に聞き入れて周りに信用される大人になって欲しいと願っています。
コメント
コメントする
コメントする場合 ログイン してください。