この春、第一養護学校を卒業し、晴れて公務員になったグループホームまきばで暮らすHさん。つい最近も雑談を交わし、上半期を無事に過ごし、降雪などで自家用車の運転が不安になる下半期も安全第一に頑張ろうなどと確認しあったばかりでしたが・・・障害が故の治療が必要になり、入院してしまいました。そこに至る前に気づいてあげられなかったことを支援者の多くが悔しく思いました。自立への意識が人一倍強く、なんでも自分でやりこなしてしまうHさんの上司から頂いた言葉に(一部抜粋)グッときました。

何の職場でも同じかと思いますが、

多少の能力より、如何に人とのつながりを持てるかが肝心かと。

Hには、この先沢山の人に迷惑を掛けながら、掛けられながら人を頼ることを覚えて

これからの長い長い長い役所勤めを頑張って欲しいものと切に願っています。

実際に顔を合わせてお話をする時間も設けていただきましたが、こんな言葉をかけてくださる上司に恵まれてHさんは幸せだと思います。焦っても仕方ありません。今は治療に専念して、完治したら、同じことを繰り返さないように、周りの大人を頼りながら成長していきましょう!

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以前、街の歩道で走行難儀している車イスの若い女性がいた。普通に押してあげ様と手を掛けたら、触らないでと睨み付けられた。手を放し離れた所から見ていたら思う様に動けないでもがいているのどうしても目立つ。その後男女のカップルが通り掛り話しかけながら二人で動かし脱出したのだが、自由なった車イスの子はそこで声を上げて泣き出したのである。それに驚いたカップルは戸惑い自分達は何をしたのか呆然としていた。自分で何とかしようする挑戦意欲の妨害に、あるいは、不自由な事に、助けられた恥ずかしさに泣いたのかと回想するがそこでは答えが出なかった。若いほど成長と共に降りかかる現実とのギャップに苦悩するであろう。必要とされる支援に早く辿りつけたら。

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