期待

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ペーパーハウスで作業する利用者さんは15人から多いときには20人以上。

そんな利用者さんのひとりSさん。

Sさんは資源物の仕分けがあまり得意ではなく、だからといい分からないから、スタッフに「これ、なに?」などと聞きにくるような性格でもないので、

当然仕分けミスもかなり多く、チラシやB雑誌の仕分けより、それより簡単な新聞紙の仕分けを主にしていました。

しかし最近、新聞の仕分けをする利用者さんが増えたことで、仕分ける新聞が底をつき再び、Sさんは新聞以外の仕分けをしなければならなくなりました。

結果は当然、一つのバナナ箱に、いろいろな資源物が混じっていて、ロリンズはいちから教えなければと思い

まずは、種類の違うチラシ二枚、Sさんの所へ持って行きました、

「これ、二枚ともチラシだけど、この違い分かる?」2枚は艶のある物と艶のないものをロリンズ提示。Sさんは「分かる。」と言いました。

「艶のある方はただのチラシ 艶のない方はB雑誌に入れてくれるとSさんの仕分けが更に良くなるんだけど?」とロリンズ。

Sさん「はい」その後、Sさんは初めてスタッフのロリンズの所へ「これどうですか?」仕分け物持参

ロリンズ「このいろいろ色が入っている物はチラシの方がいいねぇー?」Sさん「はい。仕分けなおして来ます。」

その様なやり取りが二度三度続き、Sさんも素直な態度。もしかしたら物になるかも?と 期待。

その日の夕方、資源物の回収物に新聞紙が沢山あり、Sさんは再び新聞紙の仕分けを始めていました。

 

 

 

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