リヴェールのまきばには、一本の柿の木があります。
やっと最近、実をつけるようになってきました。
数年前に、Hスタッフが植えてくださった柿の木です。
実がつく頃に、毎年ソワソワするのが、利用者Tさんです。
「あの柿干せばあまぐなって、美味しいだぞ!」と私の顔を見るたびに言ってくるのです。
今年は、いつもと志向を変えて、Tさんに、最後までちゃんと干し柿が作れるなら任せるよ!
というと、にこにことして「任せろ!」と言ったとたんに、脚立をもって収穫をしていました。
本当においしい干し柿が作れるか…楽しみです。
Tさんは、実は、山を歩いたり、山菜を取ったりするのが大好きなんです。
きっと、自宅に住んでいたころは、自分で山に行き、柿を取って干し柿を作っていたのかなぁ。
なんだか、普段の作業をするより楽しそうに干し柿を作るTさん。
出来上がったら、みんなで一緒に食べようね!
その柿ポニーにあげたら、むしゃむしゃと食べたので、もしかして渋味がないのかと思い味見したら、ゲィー、と吐き出した。これはシンドイ。山羊達はどうかなと、皆逃げ出した。その山羊達実は柿の葉っぱが好物らしく落ち葉となった葉っぱを拾い集めてやったら争って食べてましたよ。そう言えば結婚式の儀式に赤い餅を柿の葉でくるんだ祝い餅があって皆で美味しそうに食べていたのを思い出しましが。渋の抜けた干し柿を今度山羊に試して見様か。