努力が実り憧れの就職へと、そして仕事にも慣れ念願の運転免許も手にした。生活の行動範囲が広がり社会の中に吸い込まれて行く。過去が重くのし掛るのだろうか支援施設との繋がりから遠ざかろうとする。過度な自立心が招く過去の清算は完全なる独立を意味する事でそれは障害者を返上すると言う事でもある。社会の複雑さは簡単には受け入れてはくれないだろう。後ろを振り向いた時、何も無い孤独感は挫折への始まりとなる。自立と独立の隔たりは大きく私達の活動で必要な事は自律ではないだろうかと思う様になった。
自立から自律と言うプログラムは案外使い勝手が良いかも知れない
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